広島で中2男子自殺、教師指導に関連…調査報告

広島で中2男子自殺、教師指導に関連…調査報告
読売新聞 2013年9月5日(木)8時13分配信

 広島県東広島市の市立中2年の男子生徒(当時14歳)が昨年10月に自殺した問題があり、市教育委員会が設置した第三者による調査委員会が、生徒が自殺した日に教師4人から受けた指導と自殺との関連を認める報告書をまとめたことが、両親への取材でわかった。

 報告書などによると、生徒は昨年10月29日、美術で使うため他の生徒が持ってきたカボチャを校舎内の廊下に置いて遊んでいて、担任や所属する野球部顧問ら教師4人から指導を受けた。生徒は部の練習への参加を許されず、下校後、公園で首をつって自殺した。

 報告書は教師たちが、カボチャを置いたことを否定した生徒に「ウソをついた」などと一方的に指導、「学校生活がきちんとできないなら、部活をする資格はない」と言ったなどとした。

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