小学校女性教諭、児童の個人情報入りUSBメモリー紛失 寒河江
山形新聞 2013年10月29日(火)20時52分配信
寒河江市教育委員会は29日、市内の小学校の20代女性教諭が児童の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと発表した。勤務する学校の教職員全員で校内などを捜したが、同日夕の段階で見つかっていない。
市教委によると、USBメモリーに入っていたのは教諭が担任している3年児童21人の氏名と1学期の生活ぶりに関する通知表所見を下書きした表計算ソフトのデータ。教諭が今月8日、かばんに入れて自宅に持ち帰ったのを最後になくなった。15日に紛失に気付き、自身で捜した後、17日になって校長に報告した。
市内の小中学校は2010年度から市教委が定めるガイドラインに基づいて情報管理を行っており、個人情報を含むデータは校外への持ち出しを原則禁止。データを学校のパソコンから別の記憶媒体に移す場合は校長の許可が必要となっている。
教諭は7月中旬ごろ、紛失したデータをUSBメモリーに移したが、校長の許可を得なかった。
市役所で開かれた記者会見で、荒木利見教育長が紛失の経緯を説明。「個人情報の扱いに対する意識の低さが原因と考えている。大きな戒めとし、再発防止に努めたい」と陳謝した。
市教委は23日、保護者に概要を説明し、謝罪。28日には13小中学校の校長を集め、ガイドラインに基づいて情報管理を徹底するよう指示した。今後、市内の全教職員を対象に情報管理に関する実態調査を行い、11月中旬に結果をまとめる。