先月、福岡県鞍手町の民家で門扉を盗んだなどとして、逮捕されていた土木作業員の19歳の男と17歳の少年が、別の民家でも門扉2枚を盗んだとして14日、再逮捕されました。 周辺では30件以上の同様の被害が確認されていて、警察が関連を調べています。 窃盗の疑いで再逮捕されたのは、ともに土木作業員で直方市の19歳の男と中間市の17歳の少年です。 2人は1月24日午後6時ごろから翌25日午前8時ごろまでの間、鞍手町の民家でアルミ製の門扉2枚(時価合計10万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 住人の女性(72)が被害に気づき、事件が発覚しました。 2人は、1月25日に鞍手町にある別の民家で鉄製の門扉2枚を盗んだうえ、逃走を阻止しようとした住人の男性を車で引きずり両膝などに擦り傷を負わせたとして強盗傷害の疑いで逮捕されています。 警察が関係先を捜索したところ、今回盗まれたとみられる門扉も見つかったということです。 取り調べに対して2人とも容疑を認めていて、「売ってお金にしようと思っていた」などと供述しているということです。 鞍手町や周辺の直方市、宮若市では門扉が盗まれる事件が30件以上発生していて、警察はさらに余罪があるとみて調べています。