オウンゴール指示の教頭、減給1か月の懲戒処分…新潟県教委

オウンゴール指示の教頭、減給1か月の懲戒処分…新潟県教委
2009年4月22日21時10分配信 読売新聞

 新潟県内の中学生のフットサル大会で今年1月、上越市内の県立中等教育学校のコーチを務める40歳代の教頭が生徒にわざと負けるよう指示した問題で、県教育委員会は22日、教頭を減給1か月(10分の1)の懲戒処分とした。

 発表などによると、教頭は、予選リーグを1位で通過すれば決勝トーナメントで苦手チームと対戦することになると考え、予選リーグ最終戦で「オウンゴールで敗退するしかない」と生徒に指示。チームは、6連続オウンゴールなどで0−7で大敗した。

 県教委は、「例のない不適切な指導で、生徒や保護者の信頼を失墜させた。県の教育行政に対する影響も大きい」などとしている。

 日本サッカー協会は9日、フェアプレー精神から著しく外れるとして、教頭を12か月間のサッカー関連活動停止の処分を下している。

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