滋賀大講師が父親殺害の容疑 彦根署逮捕

滋賀大講師が父親殺害の容疑 彦根署逮捕
2009年4月23日23時49分配信 京都新聞

 23日午後5時半ごろ、滋賀県彦根市芹橋2丁目のアパートに男性が倒れていると、彦根署に通報があった。署員が駆けつけたところ、2階通路で70歳ぐらいの男性が顔から血を流して死亡しており、現場前の部屋にいた男が「父親を刺した」と話したため、殺人の疑いで緊急逮捕した。
 同署の調べでは、男はアパートに住む滋賀大経済学部講師中村高志容疑者(52)で「父とけんかになり、ドライバーで刺した」と供述しているという。
 同署によると、死亡した男性は、全裸で倒れており、右目付近に傷があった。同署は男性は中村容疑者の父の岡山県倉敷市、中村忠志さん(76)とみて、24日に解剖して死因などを調べる。
 中村容疑者は同大学経済学部社会システム学科法システム講座の講師で専門は行政組織法。1980年に岡山大法文学部を卒業し、88年に滋賀大助手に採用され、89年から講師を務めている。

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