尾道の小学教諭が児童買春、同僚のわいせつ逮捕1か月後に

尾道の小学教諭が児童買春、同僚のわいせつ逮捕1か月後に
2009年5月15日17時6分配信 読売新聞

 広島県警少年対策課などは14日、同県尾道市向東町、竹原市立中通小教諭安保(あぼ)貞男容疑者(47)を児童買春・児童ポルノ処罰法違反(児童買春)容疑で逮捕した。

 昨年5月には同小の別の教諭が、以前勤務していた小学校の教え子にわいせつ行為をしたとして逮捕されたが、安保容疑者はそれから1か月もおかずに犯行を行ったとされ、学校関係者らは相次ぐ教諭の不祥事に頭を抱えている。

 発表によると、安保容疑者は昨年6月7日午後3時頃、広島市中区のホテルで、県内に住む当時中学3年の女子生徒(当時14歳)に3万円を渡してみだらな行為をした疑い。携帯電話の出会い系サイトを通じて知り合ったといい、同容疑者は調べに対して、「14歳と知っていた」と話している。

 同小では昨年5月、教諭の森田直樹被告(43)(後に懲戒免職)が三原市立小に勤務当時、教え子にわいせつ行為をしたとして逮捕され、10人の女児に対する婦女暴行罪などで起訴されて、地裁で公判中。

 中通小はこの事件後、再発防止の研修などを実施、安保容疑者も参加していた。県教委も、校長会などで服務規律の徹底を呼びかけていたが、昨年度にわいせつ行為やセクハラで懲戒処分を受けた教諭は6人に上り、うち3人が懲戒免職に。4月にも、尾道市立中の男性教諭が、女子中学生にわいせつ行為をしたとして懲戒免職となったばかり。

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