覚せい剤使用:米国籍の宮崎国際大講師を容疑で逮捕 自宅で使用 /宮崎
毎日新聞 2009年6月20日 地方版
自宅で覚せい剤を使用したなどとして県警は19日までに、米国籍の清武町今泉、宮崎国際大学講師、プライッシュ・ウォルター・ユージン容疑者(60)を覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕したと発表した。
逮捕容疑は、5月下旬ごろ、自宅で覚せい剤の錠剤を砕いて粉にして、火であぶって気化させて吸引した、としている。尿検査で反応が出たため、県警が2日に逮捕した。
県警は覚せい剤の錠剤を13錠などを所持していたことから、同容疑(所持)で15日に宮崎地検へ追送検。同地検は19日、同罪(所持)で宮崎地裁に起訴し、使用については起訴猶予処分にした。
プライッシュ被告は大学で約15年間、英語を教えていた。「東南アジアで海外旅行に行った時に買った」と起訴事実を認めているという。
同大学の隈元正行学長は「教育に熱心な学生にも人気のある教員だった。心よりおわび申し上げます」とのコメントを出した。【小原擁】