浜松4人死傷、車道外れて走行か 右カーブで十数mも

浜松市で自転車の小学生の列に軽トラックが突っ込み4人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで逮捕された農業古橋昭彦容疑者(78)が運転する軽トラックが、右カーブで車道を外れて十数メートル走行したとみられることが25日、捜査関係者への取材で分かった。軽トラックは路側帯にいた女児をはね、擁壁沿いに進んで停止。静岡県警は、容疑者が一時意識を失った可能性も視野に事故原因を調べる。 県警は同日、容疑者宅を家宅捜索した。 事故は24日午後4時35分ごろ発生。近くの小学2年石川琴陽さん(8)が死亡、琴陽さんの小学4年の姉(10)が意識不明の重体になり、小学4年の別の姉妹も軽傷を負った。琴陽さんは列の後ろから2番目にいた。 現場は片側1車線の緩やかなカーブの坂。捜査関係者によると、軽トラックは坂を下り、路側帯を進んでいた小学生の列に後ろから突っ込んだとみられ、現場に目立ったブレーキ痕はなかった。

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