覚せい剤と大麻を密売目的で所持したとして、山口組系暴力団の組長ら4人が逮捕されました。 逮捕されたのは、指定暴力団・六代目山口組三次団体の組長、国本安雄容疑者(71)ら4人です。 警察によりますと、4人は、先月12日、覚せい剤17グラム余り(末端価格約115万円)と乾燥大麻0.7グラム余りを営利目的で所持していた疑いが持たれています。 警察は4人の認否を明らかにしていません。 警察はおととし11月から捜査を進めていて、4人が出入りしていた名古屋市中区のアパートからは注射器およそ800本が見つかったということです。 4人は常連客に対して電話などで販売していたとみられ、警察はこれまでに客8人を摘発しています。 警察は、売り上げが暴力団の資金源になっていたとみて、押収した携帯電話を解析するなどして全容解明を進めています。