強制わいせつ:教諭の容疑、日向市教委が被害1カ月報告せず /宮崎

強制わいせつ:教諭の容疑、日向市教委が被害1カ月報告せず /宮崎
2009年9月4日17時0分配信 毎日新聞

 ◇県教委は対応問題視
 日向市立小学校教諭・川崎孝志容疑者(44)が強制わいせつ容疑で逮捕された事件で、同市教委が7月末に被害を把握しながら1カ月近く県教委に報告しなかったことが分かった。県教委への報告の遅れは、不祥事対応の遅れにつながる。同市教委は「事実確認に時間がかかった」と釈明するが、県教委は「少しでも情報があれば助言したり、直接調査に加われた。もっと迅速に情報を提供してほしかった」と市教委の姿勢を問題視している。
 川崎容疑者の逮捕容疑は、7月29日夕方、学校体育館更衣室で女児に後ろから抱きつき胸を触ったとされる。女児の母親は翌30日に学校に通報。市教委も31日には学校から一報を受けた。市教委は8月に川崎容疑者から事情を聴取したが、女児側と川崎容疑者との主張に食い違いがあったため、県教委に報告をしなかった。
 結局、8月26日になり「これ以上の事実確認はできない」として県教委にファクスで概要を説明した。
 県教委は教諭の懲戒処分を検討するため、不祥事に当たる可能性のある事案は各市町村教委に報告を求めている。今回はグレーゾーンであったことを理由に報告が遅れた。同市教委は「事実認定ができない状態でも、早急に口頭で一報は伝えるべきだった」と釈明している。【種市房子】

9月4日朝刊

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