体罰教師を減給処分 静岡県教委

体罰教師を減給処分 静岡県教委
2009年9月8日7時57分配信 産経新聞

 静岡県教育委員会は7日、富士宮市立の中学校で、柔道部の女子部員2人に体罰を加えていたとして顧問の男性教諭(49)を減給10分の1・5カ月の懲戒処分にした。

 県教委によると、男性教諭は昨年8月30日、女子部員の練習態度にやる気がないとして男子部員に女子部員の顔を殴らせ、その後、頭を竹刀でたたいて頭や口にけがを負わせた。一方、昨年8月22日から今年5月3日の間、試合に負けたことに腹を立て、別の女子部員の顔を殴ってけがを負わせるなど、2人に対して計8件の体罰が判明した。

 富士宮署は被害届を受けて傷害容疑で男性教諭を地検富士支部に書類送検した。男性教諭は自宅謹慎中で、体罰を否定していたが、市教委などに、「強い選手にしたかった」と体罰を認めたという。

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