中学教諭、ネットで家庭訪問地図うっかり公開

中学教諭、ネットで家庭訪問地図うっかり公開
2010年4月25日 読売新聞

 鳥取県米子市立美保中の男性教諭が昨年4月下旬、担任していた生徒27人の名字と自宅の位置を記入してパソコンで作った家庭訪問用の地図を誤ってインターネット上で公開していたことが分かった。

 市教委は個人情報の管理に問題があるとして、校長を口頭で注意。地図は約2週間後にネットから削除され、被害などは報告されていないという。

 教諭は、検索サイトを運営するグーグルの地図閲覧サービスを使い、ネット上で地図を作製。非公開にできる機能があることを知らないまま誤って公開したため、「家庭訪問」や「美保中」などのキーワードで検索すると、この地図が表示される状態になった。

 同市教委に5月8日、地図を偶然見た人から注意を促す連絡があり、発覚。同中はグーグルに削除を依頼し、生徒全員の保護者に謝罪した。青木勉教頭は「ネットに対する認識が甘かった。指導を徹底したい」と話している。

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