「非常事態宣言のつもりで」全教職員の指導徹底へ

「非常事態宣言のつもりで」全教職員の指導徹底へ
2010年9月3日 読売新聞

 教職員の不祥事が相次いだことを受け山梨県教委は、県内の全市町村教委に対し、教職員全員を集めて綱紀粛正に関して説明会を行うなど、指導強化策を徹底するよう求めることを決めた。

 3日に臨時教育委員会委員長・教育長会議を開いて伝達する。

 8月にが児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕され、7月にはが飲酒運転で事故を起こしている。

 県教委は不祥事が相次いだことを受け、県内の各小中学校校長に、教諭と面談し法令順守などを指導するよう通達し、各地の校長会に義務教育課長などが出向いて指導強化を求めてきた。

 県教委は、8月25日の定例教育委員会で委員から「非常事態宣言を出すつもりで実効性のある対策を」などと求められ、「問題がある教職員はごく一部だが、末端の教職員まで指導が行き渡るように」(義務教育課)と管理職以外の教職員にも説明会などで指導することにしたという。

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