福岡の小学校教諭、飲酒運転で懲戒免職に

福岡の小学校教諭、飲酒運転で懲戒免職に
2010年9月8日 読売新聞

 県教委は7日、酒気帯び運転で逮捕された宇美町立原田小の高倉満彦教諭(39)を免職、知人の酒酔い運転をほう助したとして逮捕された添田町立津野小の森田音馬校長(58)を停職6か月の懲戒処分にした。森田校長は同日付で辞職願が受理され、諭旨免職となった。

 県教委によると、高倉教諭は7月2日夜、同僚と居酒屋でビール中ジョッキ4杯と焼酎の水割り3杯を飲み、福岡市の自宅に帰った後に車を運転して物損事故を起こした。その後の調査で、2002年11月にも酒気帯び運転で罰金20万円などの処分を受けていたが、上司に未報告だったことも判明した。

 森田校長は、学校行事の振り替え休日だった6月25日、午前8時20分頃からみやこ町のホテルで知人女性と飲酒。午後11時20分頃、女性の飲酒を知りながら車での帰宅を止めず、飲酒運転をほう助した。女性は26日未明、酒酔い運転の疑いで現行犯逮捕された。

 このほか、北九州市の北九州高で2年生の男子生徒の顔を殴り、歯1本を折るなどした40歳代の男性教諭を減給10分の1(3か月)の懲戒処分とした。

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