個人情報入りメモリー紛失 福岡の女性教諭、無断で持ち出し

個人情報入りメモリー紛失 福岡の女性教諭、無断で持ち出し
産経新聞 2011年1月20日(木)7時56分配信

 福岡市教委は19日、同市立特別支援学校の女性教諭(52)が、生徒の写真や卒業生の名簿などを記録したUSBメモリーを校外で紛失したと発表した。女性教諭は無断でメモリーを持ち出していた。同市では市長部局も含め、個人情報が入ったメモリーの紛失は今年度4件目。

 同市教委によると、同校では16日、卒業生と在校生が集う行事が実施され、女性教諭が写真を撮影。持ち出し禁止のメモリーに写真データを移し、校外の写真店でプリントした後、帰宅してメモリーがないことに気付いた。

 メモリーには高等部の生徒14人分の写真のほか、平成20~21年度の卒業生57人分の住所と氏名が書かれた名簿、宿泊学習の関係書類などが記録されていた。

 メモリーにデータを保存して外部に持ち出す場合、他のデータを削除した上で校長の許可を受けなければならないが、女性教諭はいずれも怠り、「早く写真をプリントしたかったので、安易に持ち出してしまった」と説明しているという。

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