交通違反の処分を厳罰化 相次ぐ教職員不祥事で 福島県教委
河北新報 2011年1月22日(土)6時13分配信
福島県教委は21日、教職員が交通違反をした際の懲戒処分を厳罰化することを決めた。事故の状況や過失の程度で免職から減給までの幅があったひき逃げ事故を「免職または停職6カ月以上」とする。相次ぐ教職員の不祥事を受けた措置で、2月21日から適用する。
減給だけだった当て逃げ事故も「停職または減給」と定めた。速度超過は50キロ以上を減給1カ月から3カ月に、30キロ以上50キロ未満も戒告から減給1カ月に重くした。
県教委は「昨年、教諭による悪質な事故が起きたことを重くみた。厳罰化で、教職員の意識改革につなげたい」と説明している。
2010年の福島県内での悪質な事故