泥酔:女生徒に握手 瀬戸・県立高校長、電車内で20分間絡む /愛知
毎日新聞 2011年5月18日(水)11時10分配信
瀬戸市の県立高校の校長が泥酔し、同じ電車に乗っていた同高の女子生徒5人に握手を強要した上、約20分間にわたって絡んでいたことが分かった。生徒から相談を受けた教諭が職員会議で指摘して発覚。校長は全校集会で生徒に謝罪した。校長は「誠に軽率だった」と話している。
高校によると、校長は5月6日午後9時40分ごろ、泥酔して名鉄尾張瀬戸駅(瀬戸市)から電車に乗った。校長は、同駅から乗り合わせた女子生徒5人に話しかけ、クラスや担任の名前を大声で聞くなどした上、5人に順番に握手を強要した。その後も生徒に絡んだが、乗客に制止されてやめたという。
同月9日に教諭の指摘で発覚。校長は同日、5人に直接謝罪した後、16日に全校集会を開いて全校生徒に謝罪したという。
校長は「酒に酔ってはしゃいでしまった。生徒が嫌がってるとは思わなかった。公共の場で迷惑をかけ、校長の信頼を失墜させて申し訳ない」と話している。【三木幸治】
5月18日朝刊