懲戒処分:酒気帯び運転の教諭に減給6カ月−−県教委 /富山
毎日新聞 2011年6月14日(火)16時1分配信
県教委は13日、富山市内で5月に酒気帯び運転したとして同市内の県立学校に勤務する男性教諭(51)を減給(10分の1)6カ月とする懲戒処分にした。
県教委によると、教諭は日曜日だった5月15日午後6時から約4時間、市内の自宅でビール大瓶1本と焼酎3合を飲酒。翌日午前6時34分ごろ、自家用車で出勤途中に同市黒瀬で速度違反で取り締まりを受けた際、呼気1リットル中0・15ミリグラム以上のアルコール分が検出されたという。その後、医療機関で慢性肝炎と診断された。
県教委の内規では酒気帯び運転は停職。しかし、今回は飲酒後8時間以上が経過しているとして、処分を軽減した。教諭は酒気帯び運転の認識はなかったが、「申し訳ないことをした」と反省しているという。寺林敏教育長は「改めて綱紀粛正を徹底する」とコメントした。県内の全小、中、高校に飲酒運転撲滅の通知を出した。【青山郁子】
6月14日朝刊