君が代不起立教員氏名収集問題で地裁弁論が結審/横浜地裁

君が代不起立教員氏名収集問題で地裁弁論が結審/横浜地裁
カナロコ 2011年6月20日(月)22時30分配信

 県立学校の卒業式・入学式で君が代斉唱時に起立しなかった教職員の氏名を県教育委員会が収集している問題で、県を相手に教職員27人が収集された個人情報の破棄などを求めた訴訟の口頭弁論が20日、横浜地裁(佐村浩之裁判長)で開かれ、原告、被告双方が最終準備書面を提出し、結審した。判決は8月31日に言い渡される。

 最終準備書面で原告側は、「不起立行為はその人の人生観の発露で(収集されたものは)原告らの内心を示す情報」とし、思想信条に関する個人情報収集を制限する県個人情報保護条例に違反すると主張した。

 県側は「不起立の理由は調査しておらず、不起立情報は思想信条情報には当たらない」などとしている。

 県教委は、学習指導要領に基づく国旗掲揚・国歌斉唱の指導徹底を図るため、2006年に氏名収集を開始。県個人情報保護審議会は08年、収集を「不適当」と答申したが、県教委は11年の卒業式、入学式でも不起立教職員の氏名収集と指導経過の記録を継続している。

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