体罰や人身事故の教諭2人を戒告 福岡市教委

体罰や人身事故の教諭2人を戒告 福岡市教委
2011年11月10日17時25分 朝日新聞

 福岡市教委は9日、生徒に体罰を与えた男性教諭(33)と、交通事故を起こし男性にけがをさせた女性教諭(57)の2人を同日付で戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 市教委によると、男性教諭は今年7月、南区の市立中学で担任をしていた3年の男子生徒(当時14)に対し、平手でほおをたたき、胸をひざ蹴りしたうえ拳で顔を殴り、唇を7針縫うけがをさせた。生徒が真面目に清掃をせず雑巾を投げたり、注意に反抗的な態度を取ったりしたことに腹を立てたという。

 女性教諭は昨年10月、東区で車を運転中に自転車の70代男性をはね、約7カ月入院するけがを負わせた。男性には手足がまひする後遺症が残ったという。女性教諭は今年6月、自動車運転過失傷害罪で福岡簡裁から罰金100万円の略式命令を受け、納付した。(岩本美帆)

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