堀越学園:高崎保専・副校長が辞表提出 県が改善指導へ /群馬

堀越学園:高崎保専・副校長が辞表提出 県が改善指導へ /群馬
毎日新聞 2011年12月3日(土)11時52分配信

 ◇校長は空席、責任者不在
 学校法人堀越学園(高崎市、王豊理事長)の運営する専修学校「高崎保育専門学校」(同市吉井町岩崎)の女性副校長が辞表を提出し、出勤していないことが2日分かった。校長は7月末から不在で、責任者がいない異常事態になっている。専修学校への指導権限を持つ県は、近く王理事長を呼んで改善を指示する。
 県によると、11月25日に副校長本人から県に辞職を告げる電話連絡があった。校長のポストは7月末、創造学園大の学長と兼任していた堀越哲二氏が、給与遅配などの責任を取って併せて辞任しており、空席になっていた。校長辞任について同学園から県に報告はないという。事態を重視した県は、王理事長を県に呼んで事情を聴き、早急に後任の校長を選任するよう指導する。
 学校関係者によると、女性副校長は10年8月、解任された前任者の後を継いで就任した。先週末ごろから出勤しなくなり、2日になって辞職したとの話が校内に広まったという。
 副校長辞職について王理事長は「慰留のための話し合いが続いている。学校に戻る意思がなければ、後任者を選任しなければならない」と話している。【増田勝彦】

12月3日朝刊

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