国体体操で監督、支援学校講師が強姦容疑
2012年1月11日11時53分 読売新聞
岩手県警盛岡東署は10日、盛岡市西松園、県立盛岡みたけ支援学校講師松村俊輔容疑者(31)を住居侵入と強姦の容疑で逮捕した。
発表によると、松村容疑者は同日午前2時45分頃、同市内の20歳代女性宅に侵入し、女性に暴行した疑い。女性の知人が110番し、逮捕された。調べに対し、松村容疑者は容疑を認めているという。
同支援学校によると、松村容疑者は2010年4月から同校に勤務し、保健体育を担当、中学部の副担任を務め、勤務態度はまじめだったという。県教育委員会などによると、7年前、県立盛岡北高体操部コーチに就任し、昨年の山口国体では、岩手県の体操少年男子チームの監督を務めた。
松村容疑者の逮捕を受け、同支援学校の東信之校長(56)は「逮捕の知らせを受け、驚き、信じられない気持ちだ。深くおわびするとともに、信頼回復に向けて努力していきたい」と話した。
県教委はこの日、記者会見し、教職員課の佐藤新総括課長が「教職員が一丸となって震災の復興に向けて取り組んでいる中、逮捕事案が発生し、重く受け止めている」と謝罪した。県教委によると、11年度に教職員が逮捕された事件は3件目。で、12月には、宮古市にある中学校の講師が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕されている。