東北大・井上学長が二重投稿、調査検討委が認定

東北大・井上学長が二重投稿、調査検討委が認定
読売新聞 2012年1月24日(火)20時33分配信

 東北大の井上明久学長らが論文を二重投稿していたとされる問題で、同大が設置した調査検討委員会(委員長=有馬朗人・元文相)は24日、二重投稿の存在を認定した。

 検討委は、一部論文で他の研究者の引用論文の巻末への明記がない点などを指摘し、「二重投稿と評せざるを得ないものがある」とした。

 井上学長は、1999年に米物理学協会発行の学会誌や、2009年に英国物理学会の学会誌に投稿した論文で、二重投稿があったとし、取り消されている。

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