米高校の解雇職員が校長射殺、学校の安全に懸念広がる
ロイター 2012年3月7日(水)8時11分配信
[マイアミ 6日 ロイター] 米フロリダ州北東部ジャクソンビルの私立高校で6日、解雇された同校職員が校長を射殺する事件が起きた。地元当局によると、職員は犯行後に自殺し、生徒らにけがはなかった。
当局の調べでは、この職員は事件当日の朝に解雇を言い渡され、学校を後にしていたが、ギターケースに銃を隠して昼食時間帯に同校に戻った。その後、校長室に侵入し、数発撃ったという。
校長のデール・リーガンさんは同校で34年勤務し、7年間校長を務めていた。学校関係者は、「非常にショックだ。彼女はとても愛されていた」などと悲しみのコメントを寄せた。
米国では、オハイオ州の高校で3人が死亡する銃乱射事件が先週あったばかりで、学校の安全を懸念する声が全土に広がっていた。