教え子にみだらな行為繰り返す、県立高教諭を懲戒免職処分/神奈川
カナロコ 2012年3月28日(水)23時30分配信
教え子の女子生徒にみだらな行為を繰り返したとして、県教育委員会は28日、湘南地区の県立高校の男性教諭(30)=臨時的任用職員=を懲戒免職処分とした。2011年度の懲戒処分は計26件となり、過去5年間で最多となった。
県教委によると、教諭は昨年6月から約半年間にわたり、自宅に呼んだ女子生徒1人にキスやみだらな行為を計8回繰り返した。テーマパークでもキスをしたほか、「言わないでね」などと口止めしていた。
今月12日に生徒の保護者の友人が高校に連絡して発覚。教諭は県教委に対し「自宅で学習指導をしているうちに恋愛感情を抱くようになった」などと説明しているという。生徒は18歳未満で、県教委は今回の公表に合わせて県警に情報提供した。
また、県教委は飲酒運転と知りながら夫の車に同乗し続けた逗子市立小学校の女性総括教諭(59)を減給6カ月(10分の1)とした。このほか、11人の生徒に頭をたたくなど体罰を与えた海老名市立大谷中学校の男性教諭(34)を減給3カ月(同)、車を運転中に衝突したオートバイの男性に重傷を負わせた藤沢市立中の再任用の男性教諭(61)を減給1カ月(同)の懲戒処分とした。