「飲酒発覚恐れ逃げた」 逮捕の獨協医大教授

「飲酒発覚恐れ逃げた」 逮捕の獨協医大教授
下野新聞(2012年6月20日 朝刊)

 宇都宮市幕田町の県道で8日発生した当て逃げ事故で、宇都宮南署に道交法違反(安全運転義務違反、事故不申告)容疑で逮捕された壬生町北小林、獨協医大病院医師で同医大第2外科の澤田登起彦教授(49)=送検後、処分保留で釈放=が同署の調べに対し、「飲酒運転をしていた。発覚が恐くて逃げてしまった」などと供述していることが19日、捜査関係者への取材で分かった。同署は酒気帯び運転容疑で追送検する方針。

 一方、獨協医大は澤田教授を自宅謹慎としている。同医大は事件の刑事処分が決まり次第、懲戒委員会を開き処分を決める方針。

 澤田教授は8日午後10時10分ごろ、同市幕田町の県道で乗用車を運転、対向車線に飛び出し壬生町、美容師女性(29)の乗用車に衝突し、そのまま逃走した疑いが持たれている。事故後、被害に遭った女性は首などの痛みを訴えている。

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