静岡市の中学校教諭 教え子にわいせつ

静岡市の中学校教諭 教え子にわいせつ
中日新聞 2012年6月29日

 教え子にわいせつ行為をしたとして、強制わいせつ罪に問われた静岡市清水区西久保一、市立中学校教諭斉藤政男被告(55)の初公判が二十八日、静岡地裁であり、検察側は、被告が女子生徒を校内の談話室に呼び出し、二人きりの状況で犯行に及んだと指摘した。

 斉藤被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。七月十日の次回公判で結審し、判決は十九日の予定。

 検察側の冒頭陳述によると、被害者の学級担任だった被告は、修学旅行の相談を理由に、談話室へ呼び出した。

 市教委によると、生徒と個別相談をする際は同性の教員が担当するか、複数で対応するよう指示している。担当者は「指示が守られず、結果的に事件を引き起こしてしまった。再発防止に向け、指導を徹底したい」と話している。

 起訴状などによると、斉藤被告は四月十三、十四両日の二回にわたり、勤務する清水区の中学校舎内で女子生徒の下半身や胸などを触ったとされる。

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中学教諭の強制わいせつ:教師、起訴内容認める−−地裁初公判 /静岡
毎日新聞 2012年6月29日(金)10時56分配信

 4月に静岡市清水区の市立中学校で教え子の女子生徒の胸などを触ったとして、強制わいせつ罪に問われた同区西久保1、中学教諭、斉藤政男被告(55)の初公判が28日、静岡地裁(高橋孝治裁判官)であり、斉藤被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
 検察側は冒頭陳述で、斉藤被告は女子生徒が修学旅行に行かないと話したとき、「話がある」と談話室に連れこんで鍵をかけ、「修学旅行に一緒に行こうよ」などと言って後ろから抱きついたり、膝の上に乗せて体を触ったりしたと指摘した。【平塚雄太】

6月29日朝刊

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