1学期の通知票に記入ミス 横浜市立中2校で57人分
産経新聞 2012年8月1日(水)13時39分配信
横浜市教育委員会は31日、市立中学校2校で7月20日に配った1学期の通知票に57人分の記載ミスがあったと発表した。うち54人は評定が実際より1段階低くなっていた。2校は釜利谷中(金沢区)と中和田中(泉区)で、いずれも生徒の指摘で判明した。
釜利谷中では、パソコンの表計算ソフトを使って評定を計算する際、設定を誤り1年生6クラス53人の社会科の評定が低くなった。
中和田中では、2年生4人の理科の成績をパソコンにデータ入力する際、50代男性教諭が生徒を取り違えたり、入力を間違えたりしたため、通知票の観点別評価が間違っていた。うち1人は評定も低くなっていた。
同市では昨年度も通知票の記入ミスが相次ぎ、市教委は再発防止のため7月2日に対策の徹底を各学校に通知したばかりだった。