ひき逃げ：教諭、追突し逃げる 容疑で逮捕「飲酒していた」−−女性軽傷 ／新潟
毎日新聞 2012年8月3日(金)12時48分配信
信号待ちの乗用車に追突し逃げたとして、新潟南署は２日、燕市小牧、三条市立井栗小学校教諭、深海庄次容疑者（５３）を自動車運転過失傷害と道交法違反（ひき逃げ）の容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は１日午後９時１０分ごろ、新潟市南区戸頭の国道８号で乗用車を運転中、信号待ちをしていた別の乗用車に追突。別の乗用車を運転していた三条市内の女性（５８）に頸椎（けいつい）捻挫の軽傷を負わせ、そのまま走り去ったとしている。
同署によると、事故の約３０分後、深海容疑者が１１０番通報し、署員が事情聴取して逮捕した。仕事帰りに同区内の飲食店で１人で飲酒し、車で帰宅する途中だったとみられ、「飲酒していたことがばれるのが怖かった」などと話しているという。
事件を受け、三条市教委は２日午後、緊急の校長会議を開き、再発防止を徹底。３日には、井栗小に通う児童の保護者らに事情を説明する。同市教委は「二度とこのようなことがないように服務規律の確保に万全を期したい」とコメントを出した。【真野敏幸】
８月３日朝刊