陸上部顧問を懲戒免職 県西部の高校部員にわいせつ

陸上部顧問を懲戒免職 県西部の高校部員にわいせつ
2010/10/07 07:45 静岡新聞

 県西部の県立高で陸上部顧問を務める男性教諭(43)が男子部員にわいせつ行為をしたとする保護者からの相談を調査していた県教委は6日、教諭を懲戒免職処分にしたと発表した。県庁で寺田好弥教育次長らが記者会見し、陳謝した。同校の男性校長(59)も管理監督が不十分だったとして戒告処分とした。
 県教委によると、教諭は8月26日、陸上部の練習終了後に校内の体育器具庫に生徒を招き入れ、リハビリや柔軟性を養う「競技ケアマッサージ」や保健指導の一環として生徒に下着を脱ぐよう指示。生徒の下半身を触るなどし、自分の下半身を露出したという。
 県教委の調査に対し、教諭は生徒の下半身を触ったことは認め「生徒を傷つけ大変申し訳ない」と述べた。ただ、一連の行為は「指導の延長線上」とし、わいせつ目的を否定している。
 県教委は陸上競技分野でのマッサージの指導実態などを精査した上で、「極めて不適切で指導範囲を超えている」と判断し、処分を決めた。
 調査によると、教諭は別の男子部員2人についても過去、同じ体育器具庫で下着を脱がせ、毛布の上から下半身を触ったという。
 教諭は陸上の短距離部門で活躍し、世界選手権に出場経験がある。
 県教委は卒業生や他の部員については聞き取り調査などは行わない方針。マッサージを行うことがある全競技の部活動をはじめ、所管する競技団体も含め指導を徹底すると説明した。
 県教委の本年度の懲戒処分は9件目。うち4件がわいせつ事案という。

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