<いじめ防止条例>大津市議会、提案見送り

<いじめ防止条例>大津市議会、提案見送り 
毎日新聞 2012年11月23日(金)10時18分配信

 大津市立中学2年の男子生徒が自殺した問題を受けて市議会が制定を目指す「いじめ防止条例」案を巡り、全国初となる「子どもの役割」規定に市民から反対が相次いでいた問題で、市議会は22日、予定していた12月議会での提案と条例化を見送る方針を決めた。

 公募意見121件の約8割が規定に批判的で、越直美市長も「子どもに義務を課すべきでない」と反対を表明していた。全会派の政策検討会議で修正も含めて検討したが、議会開会まで時間がなく、いじめ問題を調べる市の第三者調査委の結論を踏まえることを理由に提案見送りで一致した。26日の議会運営委員会で正式に決める。

 条例案は、子どもを小中高校生と定義し、「いじめを発見した場合(疑いも含む)及び友達から相談を受けた場合は家族、学校に相談する」と明記した。

 規定の修正は今後議論し、来年の条例化を目指す。政策検討会議座長の北村正二市議は「今は説明できる段階にない」と話した。【千葉紀和】

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