いじめ1万5672件 府教委調査、3400件減
京都新聞 2014年4月7日(月)22時49分配信
京都府教育委員会はこのほど、府内の小中学校と高校、特別支援学校で独自に行った2013年度の夏休みから冬休みまでのいじめ調査の結果を公表した。前回調査(昨年4〜7月)に比べ、認知件数は約3400件少ない1万5672件だった。約8割が解決済みという。前回2件だった重大ないじめ事案はなかった。
いじめの早期発見と対応のため、府教委が13年度から始めた。京都市立を除く府内386校で、大半の児童生徒に記名式のアンケートと個別の聞き取り調査を実施。13万1452人が回答した。
各校や市町教委の判断でいじめの程度を3段階に分けて集計。1段階に当たる「嫌な思いをした」事案は、小学校1万2942件、中学校2188件、高校484件、特別支援学校58件で、いずれも前回調査を下回った。2段階の「継続的に観察が必要」な事案は、高校で前回を3件上回る62件。小中学校と特別支援学校は前回を下回り、3段階の「重大ないじめ」事案は全校種で0件だった。
認知件数の減少について、府教委学校教育課は「学校やクラスが変わる年度当初から時間がたち、校内が落ち着いたためではないか」とみる。一方、7市町が小学校や中学校で2段階の認知件数をゼロとしたが、府教委は判断にばらつきがあったとみて、「基準を統一し、調査の精度を上げていきたい」としている。