続く教員不祥事 静岡県教委、防止策を臨床心理士と連携
@S[アットエス] by 静岡新聞 2015年1月8日 7時48分配信
教職員の不祥事多発を受けて、県教委は臨床心理士と連携した不祥事防止策を2014年度後半から始めた。人事担当者による処分のための聴き取りとは別に、不祥事を起こした当事者と臨床心理士が面談して背景を多角的に探る。新たに分かった傾向や要因などは教職員の研修にも活用し、不祥事の再発防止につなげる。
面談に当たる臨床心理士は県立高校でスクールカウンセラーを務めている。これまで3件の不祥事を対象に面談を実施し、心理テストを行ったほか、不祥事に至った経緯や動機、行為に関する考えなどを聴き取った。
複数の事例の共通点を分析し、行為を引き起こした心理的な動機、教職員や学校ならではの仕事の特性、ストレスなどを明らかにする狙いがある。
人事担当者による処分を見据えた聴き取りは事実関係の確認が中心だが、臨床心理士が面談することで幅広い視野で対応でき、実効性の高い再発防止の取り組み、当事者の立ち直りのきっかけにもなるという。
今回は試行段階で、県教委は15年度の本格実施を検討している。水元敏夫教育監は「教職員の研修に役立つ新たな視点も得られる。専門家の知見を生かして再発防止や人材育成につなげたい」と話している。
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