女子生徒への不適切メール、停職は適法 都立高教諭が逆転敗訴
サンケイスポーツ 2018.10.24 17:30
担任していたクラスの女子生徒に不適切なメールを大量に送ったとして停職6カ月の懲戒処分を受けた東京都立高の30代の男性教諭が、処分は重すぎるとして取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は24日、請求を棄却した。一審判決は処分を取り消し、都側が控訴していた。
判決によると、教諭は2011年4〜11月、女子生徒に「抱かれにおいで」などのメールを845通以上送った。今回の処分の前の14年に懲戒免職処分を受けて提訴。教諭の勝訴が確定したため、都は16年に改めて停職処分とし、教諭が今回の訴訟を起こした。
一審東京地裁判決は、前回の免職処分が取り消されるまでの間、通常の勤務ができなかったことを考慮し、停職処分を取り消した。高裁の畠山稔裁判長は「通常勤務に就けなかったのは、行為が悪質で長期の研修を受けたためだ」とし、処分は適法だと判断した。
都教育委員会の中井敬三教育長は「都の主張が認められたものと考える」とのコメントを出した。