「量が多く面倒」児童の絵日記などを家庭ごみで廃棄 教員を停職処分 新潟
毎日新聞 2020/9/19(土) 9:02配信
新潟県教育委員会は18日、担任する小学2年の児童24人分の絵日記などを家庭ごみとして捨てた上越地方の20代男性教諭を停職1カ月にするなど、教職員4人を同日付で懲戒処分にした。
男性教諭は6月、新型コロナウイルスによる臨時休校中の課題だった児童24人分の絵日記や学習プリントなど計264枚を、自らの家庭ごみと一緒に居住区域外のごみステーションに廃棄。プリントに学校名が書かれており、管理者が学校に連絡した。「量が多く面倒に感じ、子供の気持ちまで察することができなかった」と反省しているという。
他に、PTA役員22人の名簿が入ったUSBメモリーを無許可で校外に持ち出した中越地方の小学校の50代男性教頭を減給2カ月▽約2年にわたり通勤手当約34万円を不正受給した下越地方の高校の50代男性教諭を減給3カ月▽女子生徒とその保護者に本人の人格を否定するような言動をし不快な思いをさせた、下越地方の高校の50代女性非常勤講師を減給1カ月――とした。【井口彩】