中学の臨時講師、バスの車内で下半身を露出「認められたいという思いあった」ツイッターに50回以上投稿
神戸新聞NEXT 2021/12/27(月) 19:44配信
バスの車内で下半身を露出したとして兵庫県警に公然わいせつ容疑で逮捕され、その後不起訴となった神戸市立中学校のについて、神戸市教育委員会は27日、懲戒免職処分にしたと発表した。
市教委によると、男性講師は昨年4月29日、同市垂水区内を走行中のバス車内で下半身を露出したとして、今年12月2日に垂水署に逮捕された。「卑わいな画像をツイッターに載せている」との情報提供が県警にあったという。
男性講師は2019年5月の採用後、自身の陰部を写した写真や動画を50回以上ツイッターに投稿していたといい、市教委の調べに、昨年4月以外にも4回にわたって電車やバスの中で下半身を露出したことを認めた。昨年4月以外は出勤や帰宅の途中だった。
男性講師は「幼少期から周囲に認められず、『認められたい』という思いが強くあった。今回のことを深く反省し、今後はこのようなことがないよう危機感を持って生活したい」と話したという。
また、神戸市は後輩職員に威圧的な行為や発言を繰り返したとして、交通局のバス運転手の男性(61)を停職3カ月の懲戒処分とした。
市によると、男性は6月20日、別の同僚との会話に口を挟んできた後輩に腹を立て、胸ぐらをつかんだほか、11月に人事担当課がこの件を事情聴取すると、「お前のせいで退職させられるやないか」「殺したるからな」などと暴言を吐いたという。
このほか市や市教委は、知人女性につきまとい行為を繰り返した市教委事務局の男性指導主事(54)を減給10分の1(6カ月)に、6年生の児童を拳で小突いた市立小学校の男性教諭(50)とバスの終点で寝ている乗客に気付かず、降ろすのを忘れた交通局のバス運転手の男性(58)をそれぞれ戒告とした。このうち男性指導主事は27日付で依願退職した。