最高で40℃を超え…3歳女児置き去り死 送迎バス車内の温度上昇を検証
日テレNEWS 2022/9/14(水) 17:17配信
静岡県牧之原市でこども園の送迎バスに3歳の女の子が置き去りにされ亡くなった事件で、警察は14日、送迎バスの車内の温度がどのくらい上昇するかなどを調べる検証を行いました。
今月5日、牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で、河本千奈ちゃん（3）が送迎バスにおよそ5時間にわたり置き去りにされ、重度の熱中症で亡くなりました。
警察は14日、事件当日と同じような暑さが想定されることから、当時の状況を詳しく調べるため、現場となった駐車場に押収した送迎バスを止め、午前8時ごろから車内の温度がどのくらい上昇するかなどを調べる検証を始めました。閉め切った白いバスの車内温度を計測するため、隣の青いバスとケーブルでつなげ、その車内で捜査員らが白いバスの車内温度がどのように上昇するか確認しました。
検証は千奈ちゃんが発見された午後2時ごろまで行われ、車内の最高温度は40℃を超える数値を観測したということです。