吹奏楽部で”部員の楽器に口つけ”不適切指導 当時の校長らを口頭注意 指導員は”離職”し措置対象外…複数の部員らアンケートに「気持ち悪かった」など回答
MBSニュース 2023/6/4(日) 21:58配信
大阪市立中学校の吹奏楽部で指導員が“部員の楽器に直接口をつける”などの不適切な指導があった問題で、市教委は当時の校長と教頭を口頭注意としました。
大阪市立中学校で吹奏楽部の指導員をしていた男性は4年前、部員の同意を得ずに▼楽器などに直接口をつけて吹き方を指導した後、洗わずに返却する▼呼吸法の指導として部員の腹を触る▼指の動きの指導の際に後ろから抱きかかえるような形で教える▼口の開け方の指導のために部員の手鏡を咥えてそのまま返却する、といった不適切な指導をしていました。
学校側は3年前にこの内容を把握していたものの、「吹奏楽の指導のひとつであり、不適切ではない」との認識から市教委への報告を行っていませんでした。
市教委が今年3月、当時の部員にアンケートを行ったところ、13人が「気持ち悪かった」「嫌だった」などと回答したということです。
問題を受けて市教委は6月2日、当時の校長と教頭を口頭注意としました。また、男性指導員については文書訓告が相当と判断しましたが、すでに離職しているとして措置の対象外にしたということです。
5月25日には初めてとなる保護者説明会が開かれましたが、市教委らが男性指導員を呼んでおらず、保護者らからは直接謝罪を求める声など、不満が続出していました。