公務員駆け込み退職 県内で23人、教職員は11人/神奈川

公務員駆け込み退職 県内で23人、教職員は11人/神奈川
カナロコ 2013年2月15日(金)7時30分配信

 定年を迎える地方公務員が退職手当引き下げ前に「駆け込み退職」するケースが全国で相次いでいる問題で、神奈川では県の一般職員と教職員、警察官で少なくとも計23人が早期退職の意向を示していることが14日、分かった。このうち公立学校の教職員は11人で、校長や教頭、担任は含まれていなかった。

 県全体で3月末に定年を迎える退職予定者は計1858人で、早期退職は1%程度にとどまる見通し。埼玉や愛知県では100人規模の「駆け込み」が表面化したが、神奈川では労組側との交渉で設けた緩和措置(減額幅の圧縮)などが歯止めとなった格好だ。

 教職員の定年退職予定者は1293人。早期退職を申し出た11人の内訳は、県立学校6人のほか、政令市を含む市町村立学校で計5人だった。担任などが含まれていないため、県教委は「欠員補充せずにカバーできそうだ」としている。

 一般行政職(定年退職予定170人)は、1月中に退職願を提出していた1人のみ。このほか4人から相談を受けており、「最悪でも片手に収まる」(人事担当者)としている。

 一方、警察官は定年を迎える395人のうち11人(3%)が2月末で退職する意向を示している。県警本部による意向調査で判明した人数のため、今後動く可能性もある。

 県の引き下げ案の適用予定は3月1日。2月末の退職を希望する場合は2週間前までに申し出る必要があり、県や県教委などが意向を確認していた。減額を定める条例改正案は、19日開会の県議会に提案される。

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