北九州市立小教諭の酒気帯び運転:市教委、教諭を懲戒免職 /福岡

北九州市立小教諭の酒気帯び運転:市教委、教諭を懲戒免職 /福岡
毎日新聞 2013年3月5日(火)17時17分配信

 北九州市教育委員会は4日、酒を飲んで運転したとして道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された同市中曽根1、市立すがお小教諭、国頭(くにとう)学容疑者(54)を、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
 小倉南署や市教委によると、容疑は2月11日夜、同区下曽根1の県道で、酒気帯び状態で車を運転したとされる。交差点で赤信号で停止していた軽乗用車にも追突。軽乗用車の20代の女性2人は背中や腰の痛みを訴えているという。国頭容疑者は11年4月からすがお小に勤務。病気療養のため2月4日から1カ月の休みを取っていた。
 昨年7月、小学校の女性講師(懲戒免職)による飲酒ひき逃げ事故を機に、市教委は全市立学校で飲酒運転防止研修を実施するなど再発防止に取り組んでいた。岩渕英司・学務部長は4日、記者会見し「教職員に対する信頼を著しく損なう不祥事が続いていることを重く受け止めている」と陳謝。改めて飲酒運転防止研修を実施することを明らかにした。
〔北九州版〕
3月5日朝刊

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