論文盗用で広島女学院大教授処分
産経新聞 2013年3月30日(土)7時55分配信
広島女学院大学(広島市東区)の50代の女性教授(社会科学)が平成23年12月に学内の電子版「広島女学院大学論集」に掲載した論文に不正な流用行為があったとして、学校法人広島女学院は29日、この教授について、教育・研究の全部中止、役職を解く−などの処分にしたと発表した。教授は退職願を提出し、理事会で了承された。
同法人事務局によると、電子論文は約30人が執筆。この教授の論文は12〜13ページで、このうち当該者などの了解を得ず、または適切な表示をせずに流用した箇所が複数箇所あったという。
昨年12月に内部告発があり、今年3月に本調査をした結果、不正な盗用に当たると判断した。