法大の金光監督が退任=部員の嘆願書受け―東京六大学野球

法大の金光監督が退任=部員の嘆願書受け―東京六大学野球
時事通信 2013年4月5日(金)11時11分配信

 東京六大学野球リーグ、法大の金光興二監督(57)が今季の公式戦開幕を前に退任したことが5日、明らかになった。指導方針をめぐり、部員が大学側に監督交代を求める嘆願書を提出。金光氏が学校側に辞意を伝えて了承された。13日に始まる春季リーグ戦は神長英一助監督(52)が指揮を執る予定。
 法大は昨年の秋季リーグ戦で7季ぶりの優勝を果たすなど、東京六大学リーグ最多の優勝44度を誇る名門。出身のプロ選手が多数いる。
 金光監督は現役時代、法大で江川卓投手(元巨人)の同期として活躍した。プロのドラフト1位指名を拒否して社会人でプレー後、母校の広島商高の監督に就任。2003年から法大監督を務め、10年で4度の優勝に導いた。昨年まで大学日本代表の監督も務めた。
 法大の監督人事については、今年1月に野球部OB会が金光監督の除名を求める騒動があり、野球部長が交代していた。

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