浜松の中2いじめ自殺、遺族が市と同級生ら提訴
読売新聞 2013年6月27日(木)23時47分配信
浜松市中区で昨年6月、いじめを受けていた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自宅マンションから飛び降り自殺した問題で、生徒の両親が27日、同級生ら11人と浜松市を相手取り、計約6400万円の損害賠償を求める訴訟を、静岡地裁浜松支部に起こした。
訴状では、自殺は、学校などで約4か月にわたり同級生らからいじめを受け、精神的に追いつめられたことが原因と主張。市側については、校長や担任教諭がいじめを放置し、自殺を防ぐ手だてを怠ったほか、生徒の死後に直ちに調査を行わず、遺族に精神的苦痛を与えたとしている。
浜松市教委は「訴状をよく検討し、誠実かつ適切に対応したい」としている。