長崎女児が自殺図り重体、教委「いじめあった」
読売新聞 2013年7月19日(金)14時10分配信
長崎市の市立小学校に通う6年生の女子児童(11)が今月7日、自宅で自殺を図って意識不明の重体となり、同市教委は19日、記者会見で、女子児童に対するいじめがあったと発表した。
市教委によると、今月2日、修学旅行に向けた班決めが行われた。翌3日、同じ班になった同級生1人が、ほかの3人に呼びかけて女子児童を仲間はずれにしようとした。3人は同意せず、担任に相談して発覚。5日に同級生らは女子児童に謝罪し、学校は保護者に報告した。女子児童は「仲間はずれにされそうになったのを止めてもらってうれしかった」と担任に話していたという。
また、女子児童が5年生だった今年2月には、課外クラブの朝練習で靴が隠されるいたずらがあった。靴は校舎内で見つかったが、誰が隠したのかは分からなかった。