学校側「転落原因の特定できず」 酒田光陵高が保護者会

学校側「転落原因の特定できず」 酒田光陵高が保護者会
山形新聞 2013年8月31日(土)8時47分配信

 酒田市の酒田光陵高(中山英行校長、1246人)の2年男子生徒(17)が校舎から転落した問題で、同校で30日夜、保護者会が開かれた。学校側は、調査で明らかになったいじめのほかに、本人に学習面と内面の悩みがあったことを明らかにし、現時点で転落の原因は特定できないと説明した。

 保護者会は非公開で、216人が出席し約40分にわたった。終了後、中山校長と鈴木和仁副校長、斎藤一男教頭、河原邦弘PTA会長が報道陣の取材に応じた。

 それによると、保護者に対し、中山校長らは校内で行った調査の結果を報告。男子生徒が悩みを抱えており、「冷やかし」「からかい」といったいじめを受けていたとしたものの、「(転落の原因は)本人の回復を待ち判断したい」と語った。

 男子生徒の状況に関しては、28日に行った足と顔の手術が成功し、回復に向かっていると説明。今後の対策として▽家庭との連携強化▽個別の学習支援態勢の充実▽PTAと共同のいじめ根絶宣言―などを挙げた。

 取材に対し、河原会長は男子生徒の保護者が報道陣に宛てた「どうか静かに見守ってください」という手紙を読み上げ、「全生徒が明るく卒業できることを願っている」と語った。

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