山口市立中教諭の体罰:中1男子に 教諭を減給処分 /山口

山口市立中教諭の体罰:中1男子に 教諭を減給処分 /山口
毎日新聞 2013年11月16日 地方版

 山口市立中学校の40代男性教諭が男子生徒の手首を骨折させた問題で、県教委は15日、この教諭を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。

 山口市教委などによると、教諭は9月24日、1年生の男子生徒の頭髪の長さについて指導した際、胸ぐらをつかんで床に押し倒した。生徒は左手首を床に着き骨折した。教諭は体罰を認め「被害生徒と保護者に不安と迷惑をおかけして申し訳ない」と話しており、生徒と保護者に謝罪したという。

 教諭は同月24日から授業を外れたが、30日から教壇に復帰している。男子生徒も以前と同じように学校に通っているという。

 県教委の広川晋教職員課長は「公立学校の教員が不祥事を起こしたことを県民の皆様に深くおわびします」と陳謝した。

〔山口版〕

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