スピード違反で検挙3回、女性教諭を戒告処分
2013年11月19日13時34分 読売新聞
岩手県教育委員会は18日、9〜10月に酒気帯び運転で運転免許を取り消された後、道交法違反(無免許運転)容疑で検挙されたとして、を懲戒免職処分にした。
また、同法違反(速度超過)容疑で検挙されながら報告を怠るなどしたとして、一関地区の小学校の女性教諭(49)を戒告処分にした。
県教委によると、男性教諭は9月5日、大船渡市内の市道を酒気を帯びた状態で運転、一時停止の標識で停止せず、同法違反(酒気帯び運転と一時不停止)容疑で検挙された。
運転免許は返納されたが、同教諭は10月23日に同市の国道を無免許運転し、再び検挙された。同教諭は、県教委の調査に対し、「今まで教えてきた生徒、卒業生や家族との信頼に傷をつけて申し訳ない」と謝罪の言葉を語っているという。
女性教諭は2005年9月、09年12月、12年7月の3回、釜石市や一関市内で同法違反(速度超過)容疑で検挙されたにもかかわらず、校長への報告を怠ったり、面談の際にうその報告を行ったりしていた。
今年7月下旬、女性教諭が校長と面談した際、所持していた運転免許証が「優良運転者」に交付されるゴールド免許ではなかったことから発覚した。