10カ月の訓練を経て20人の新人警察官が門出「必ずや期待に応える決意」高知県警察学校で卒業式

高知・南国市の警察学校で30日、初任科の卒業式が行われました。 出席した新人警察官20人は、2024年4月から約10カ月間、逮捕術や法律などを学んできました。 式では、高知署に配属される総代の上杉惟心さんが卒業証書を受け取りました。 県警の高清水善弘本部長は「多くの実務経験を積み、県民のため強く優しい警察を体現してほしい」と訓示。 卒業生を代表して副総代の大森伯さんが決意を述べました。 卒業生答辞 副総代 大森伯さん: 「任務の重要性と力強いご支援のお言葉をいただき、期待の大きさを痛感するとともに、必ずやこれにお応えする決意に燃えております。初めて制服に袖を通した日の感動と決意を忘れず、全力で職務にまい進してまいります」 新人警察官は、教官や家族に見守られながら新たな一歩を踏み出していました。 高知東署に配属 秋本真登さん(19): 「培った知識や体力、精神力を生かして、県民の安全・安心を守るために日々精進し、高知県の治安維持に努めていきたいと思います」 土佐署に配属・眞継更沙さん(19): 「積極的に前に出ることを意識し、県民の方々から必要とされる警察官になりたいと思います」 卒業生は30日付けで県内9つの警察署に配属され、4カ月間の職場実習に臨みます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする