熊本市は窃盗の疑い逮捕の職員など免職2人を含む4人の懲戒処分【熊本】

熊本市は31日免職2人を含む4人の懲戒処分を発表しました。このうち1人は、 担当する生活保護受給者から不正に入手したキャッシュカードを使って現金を引き出し逮捕され、31日付で懲戒免職処分を受けました。 【熊本市の会見】 「誠に申し訳ございません」 31日付で懲戒免職処分となったのは、熊本市中央区役所保健福祉部でケースワーカーの補助をしていた森永 一行会計年度任用職員(68)と南区役所区民部の坂井 保雄 参事(52)です。 市などによりますと、森永会計年度任用職員は去年10月、自らが担当する生活保護受給者の高齢女性のキャッシュカードを使ってコンビニエンスストアのATMで総額14万5000円を引き出し、全額をギャンブルに使っていたということです。 森永職員は去年11月と12月の2回にわたり窃盗の疑いで逮捕。その後、処分保留で釈放され、現在、捜査が進められています。 熊本市の聞き取りに、「ギャンブルで借金があり、勝って返そうとして繰り返してしまった」と話しているということです。 一方、坂井参事は去年8月から11月にかけて有給の病気休暇を取得するために診断書の療養終了日を3回にわたり手書きで訂正した上、主治医の印鑑も偽装し市に提出。有休を不正に取得し給与80万円を不正に得たとして懲戒免職処分となりました。 また、熊本市は去年、有給の病気休暇中にパチンコや宴会をした中央区役所の男性主事を停職1カ月、 通勤中の交通事故による有給の休暇中に宴会に参加したとして 環境局の男性作業長を停職10日の懲戒処分としました。

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