教育実習生に抱きつく…セクハラで教諭を停職

教育実習生に抱きつく…セクハラで教諭を停職
2011年3月30日 19:31 スポーツニッポン

 山口県教育委員会は30日、教育実習生だった女性(22)を海岸に連れて行き、抱きつくなどしたとして下関市立日新中学校の男性教諭(49)を停職3カ月の懲戒処分にした。

 県教委によると、教諭は昨年6月15日の放課後、当時教育実習に来ていた女性を乗用車で山陽小野田市の海岸に連れて行き、手を握ったり、抱きつくなどした。教諭は「気分転換のため連れて行った。精神的苦痛を与えてしまい反省している」と話している。

 女性は強制わいせつ事件として県警に被害届を提出、教諭は書類送検されたが、山口地検は起訴を見送ったという。

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県教委:教育実習生にセクハラ 教諭に停職3カ月の懲戒処分 /山口
毎日新聞 2011年3月31日(木)16時15分配信

 下関市立日新中の男性教諭(49)が、教育実習の女子大生の手を握るなどした問題で、県教委は30日付で教諭を停職3カ月の懲戒処分とした。
 教職員課によると、指導した教諭は昨年6月15日夜、実習生を車に乗せてドライブ。山陽小野田市の海岸で、実習生を抱きしめるなどしたという。実習生はショックで翌日から3日間休んだが、単位は取得したという。
 同課は処分が遅れた理由を「警察に被害届が出ていたため、捜査の終結(昨年12月に不起訴処分)を待つ必要があった」などとしている。
 また、県教委は30日付で、無免許運転で検挙された県立日置農高の男性事務主任(47)を減給1カ月とした。
 ◇指導が不適切な教員認定も発表
 県教委はこの日、今年度の「指導が不適切な教員」の認定結果も発表した。資質向上研修中の40代男性の中学教諭を「指導力の向上が認められる」として職場復帰とした。新規に市町教委から県教委に審査の申し出があった6人中、小学校の男性2人、女性1人(いずれも50代)と中学校の50代女性の計4人を、指導が不適切と認定。4人は1年間、資質向上研修を受ける。
 認定制度では今年度までに14人が研修を受け、8人が職場復帰、2人が学校職員に転身、4人が依願退職した。
〔下関版〕

3月31日朝刊

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